ぃただきまスパイス

めし喰う以外に楽しみがない年頃…

不安であることの正しさについて

不安であることの正しさについて
不安であることの正しさについて
村松恒平

商品詳細を見る

あの日から半年ですねえ…(´・_・`)

東京に居てたいした被害を受けてない、ていうか地震や津波に関しては被害のなかった僕らでも、心は被災してまして、むしろ目に見える被害がないことで中途半端に傷ついた感じ。

周りにはもうあまり気にしてないように見える人達もいるけど、感じていることはごまかせないし、未だに原発~放射能については不安は募るばかり。

この本はそんな事故直後から村松さんのblog「心が大事」に綴られた文章をまとめたものです。

「僕らの生命力は燃え続ける炎だ。物理的肉体的な生存条件だけでは十分に生きているとは言えない、それが人の存在だ。エネルギーが枯渇したら何度でもそのかけがえのない生命の炎のもとに帰らなければならない。」(本文より)

本当に大切なものはなんでしょうか。

「生命は分裂することも敗北することも倒錯することもない。何度でもそこに立ち返ると僕たちは基準を見失わない。」

「やってもできない」僕らの生き延び方

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
(2010/09/28)
橘 玲

商品詳細を見る


最近読んで面白かった本。

新自由主義?ってんですか、グローバル資本主義?市場原理? そんな実力主義の世界、「やればできる」という自己啓発ブームの中、「できない」のは自己責任…みたいな残酷な社会。

そんな中で、「やってもできない」僕らが生き残るには、まあ要するに、したいことをすればいいんだな…と。

ダウンシフト

減速して生きる―ダウンシフターズ減速して生きる―ダウンシフターズ
(2010/10)
高坂 勝

商品詳細を見る

僕の場合は、これ以上ダウンシフトしたら大変ですけど(^_^;

収入が下がれば税金等も少なくなるし、何でも自分で作ればあまりお金もかからない。好きなことやってるからストレスもたまらない、だから余計なお金も使わずにすむ。まー僕も十数年前に会社をやめてから、そんな感じのお気楽な生活です。たぶん僕の方が収入少ないし。

今の時代、こういう生き方を選択する人が増えるととても良いと思います。高収入を確保する為に諦めていた様々なことが、ダウンシフトすることで可能になる。バリバリ働いている人にこそ是非読んでいただきたい一冊。

食欲詩集

食欲詩集

【回転寿司】

空しく回転し続けるものよ。
ひからびたお前になど誰も見向きもしない。
空しく回転し続けるものよ。

食欲詩集」村松恒平著 より

以前もちょっと引用しましたが、食欲の秋+読書の秋にぴったりな『食欲詩集』。食べる、という行為を時に哲学的に、または官能的に、ユーモアを込めて、何よりも食べ物への愛を込めて綴られた詩の数々。おもしろいです。

さてと、今日も腹がへった…晩飯なににしよう?

いまさら1Q84

1Q84 BOOK 11Q84 BOOK 1
(2009/05/29)
村上 春樹

商品詳細を見る

時々、夜中に目が覚める。

再び眠れないまま、起きてトイレに行って水飲んでリビングに行く。何気なくTVをつけると、たまたま興味深い番組をやってることもあるし、録画しようと思って忘れてた映画がやってることもあるが、オノ・ヨーコが叫んでたり、中森明菜が空気漏らしながら景気悪く歌ってたりもする。

少し前に起きた時、TVを見るのもなあ、と思ってぼーっとしていると、なぜか村上春樹の「1Q84」が目にとまった。妻が図書館で予約してたのが来たらしい。せっかくだから読んでみる…どれどれ、ん~、面白いじゃん?

てな感じで今さら読んだ1Q84、最後にBOOK2でうっちゃられたとき、その期待させておいてなんかすっきりしない感といい、何かに似てると思った。…ああ、20世紀少年か?

オウム事件等に象徴されるような、現代の得体の知れない薄気味悪さを、マンガで描いた浦沢直樹、小説では村上春樹、みたいな。ま、これは続編があるらしいけど。

20世紀少年といえば、あの漫画~映画がなければ、小学校の運動会でT-REXの曲が流れることなんてなかっただろうな。運動会のビデオ見てたら娘が「この曲、20世紀少年の曲だよ、知ってる?」とか言うんですよ…(-_-;)

ホントに欲しいもの

ホントに欲しいものを、言ってみな! 深呼吸和歌集ホントに欲しいものを、言ってみな! 深呼吸和歌集
(2009/08/24)
きつかわゆきお

商品詳細を見る


僕も、恥ずかしながら深呼吸する言葉ってのをやってますが、たまにきつかわさんの「ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。」を読み返したりすると、あまりのレベルの違いに愕然とします。でもまあ、そりゃ当たり前だよな~と思って、僕は僕なりに思いついたことをつらつら書く毎日。

そしてこの本、8月に出たので今さらですが、僕の深呼吸に限りなく近いフレーズ「人間とは考えすぎる葦である」があるのを発見!

僕の方は蛇足ありで、ちょっと違いますが。
http://d.hatena.ne.jp/mr-spice/20081223

他にも、「忙しいことを楽しめなかった人間に、暇であることを楽しめるわけがない。」などの鋭い言葉の数々、帯がTwitter風なのも面白いっす。

風の帰る場所

風の帰る場所―ナウシカから千尋までの軌跡風の帰る場所―ナウシカから千尋までの軌跡
(2002/07/19)
宮崎 駿

商品詳細を見る

なぜかロッキンオン社から宮崎駿のインタビュー集。インタビュアーの渋谷陽一がしつこい。何かって言うと意図的な解釈をしようとするところが評論家たる所以か。

クリエイティブな人は知っている。意図して作ったものなんてだいたいくだらない。苦しんで、もがいて、そしてぽこっと生まれた、どこかからやってきたものこそアートと呼ぶにふさわしい。それがアーティストの業。自分がどうしようと思った、なんてものを超えて、降ってくるものこそ美しい。

産みの苦しみが深ければ深いほど、作品の世界観も深いんだにゃ~。

 | HOME |  »

カレンダー

« | 2017-04 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

広告

最近の記事

カテゴリ別

最近のコメント

最近のトラックバック

プロフィール

Mr.Spice

Mr.Spice

在宅系熱燗原理主義者。朝飯抜き、運動不足、高炭水化物、高γ-GTP。ココロも胃袋もからっぽ。肩のコリーダ。


月別アーカイブ



FC2Ad